政治

N国が敗訴、賠償命令が出たのはなぜ?久保田学、立川市議員、フリージャーナリストのちだい氏との関係は?

N国が敗訴し、千葉地裁松戸支部(江尻禎裁判長)は久保田学氏に、約78万5000円をちだい氏に支払うように命じました。

このような報道を聞き、賠償命令が出た詳しい経緯を調べてみました。

N国が敗訴、賠償命令の詳しい内容は?

千葉地方裁判所松戸支部の江尻禎裁判官は、今月19日の判決で「居住実態を裏付ける資料が住民票以外に提出されていない」として、名誉毀損に当たらないと判断しました。
その上で「立花代表が勝訴をねらった裁判ではなく、経済的ダメージを与える裁判だという動画を公開している。訴えを起こしたことは裁判制度の趣旨や目的から著しく外れ、不法行為に当たる」と指摘し、久保田議員に対しちだい氏に78万円あまりを賠償するよう命じました。

出典(https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190924/1000036790.html)

NHKが報道していました。(面白いですね)

N国が敗訴、裁判に至るまでの詳しい経緯は?

選挙をテーマに取材するフリージャーナリストの「ちだい」氏が、N国党の久保田学氏が立川市に居住実態がないという趣旨の記事を書きました。これに対し、N国の久保田学氏や立花孝志氏が反応しました。動画で、これは名誉毀損だから訴えるとし、実際に訴えました。

N国が敗訴、賠償命令に至るまでの詳しい経緯は?

N国の立花代表が下の動画で、これがスクラップ訴訟であるという趣旨の発言をしています。

また、もちろんフリージャーナリストの「ちだい」氏を直接訴えたのはN国の久保田学氏なのですが

  • 立花議員が、久保田学氏に関する訴状などの書類を作成しているとの発言をする動画をアップしている。
  • 立花議員が、スクラップ訴訟であるという趣旨の発言を動画上でしている。
  • 立花議員が久保田学氏に、裁判中に傍聴席から書類を手渡している。

これらの3つの点から、裁判官も立花議員と久保田学氏との間に相当の繋がりがあると認めざるを得ないと考えられます。

また、久保田氏は居住実態を示すものとして住民票などしか提出していません。もしも本当に住んでいるのであれば、公共料金の支払い書などを格別の負担なく提出できるはずなので、おかしいと思います。

ちなみに、動画の中で本当は立川市に住んでいないかのような発言もありました。

N国が敗訴、なぜ久保田学は立川市に居住実態がある必要があるのか?

公職選挙法では、地方自治体の議会議員として立候補する場合、その自治体に3ヶ月以上居住している必要があるとのことです。被選挙権の有無は海氷の際に開かれる選挙会で決定するとのことです。

ちなみにですが、他のN国党の議員で似たような問題が、たくさん出ています。

今年4月の兵庫県議選、播磨町議選で、5月の足立区議選で、新宿区議選でN国党の公認の立候補者が居住実態がないのにも関わらず、立候補し、選挙後に無効とされるケースがありました。

ちなみに、選挙管理委員会は何をしているのかというと、届け出書類の形式的な審査をするのですが、立候補者が被選挙権を有するかどうかを審査する権限はないです。

ひょっとしたら、法律に詳しい立花議員はこれらのことを知った上で、わざと選挙に立候補させたのではないかと疑わざるを得ませんね。

N国が敗訴、どうしてスクラップ訴訟はいけないの?

もちろん、敗訴したからマズイというわけではありませんし、国会議員だからダメというわけでもありません。裁判という制度を悪用することは不法行為性があると考えられます。

最判昭和63年1月26日民集42巻1号1頁 
 提訴者の主張する権利・法律関係が事実的、法律的根拠を欠くことを知りまたは容易に知り得たのにあえて提訴した場合で、訴えの提起が裁判制度の趣旨目的に照らして著しく相当性を欠くときは、訴え提起が不法行為となる。

N国が敗訴、賠償命令が出た後、立花議員はどうする?

提訴するそうです。ちだい氏のnoteにも記載がありましたが、立花議員は判決を不服として、控訴するとのことです。面白い展開になってきましたね。

N国が敗訴、賠償命令が出たのはなぜ?久保田学、立川市議員、フリージャーナリストのちだい氏との関係は、まとめ

N国が敗訴してしまいましたが、高裁、最高裁まで裁判はできるので今後の展開に期待です!!

居住実態がないのに地方選に立候補できることが、マズイ思います。なぜなら、無効票が生まれてしまうからです。この制度をどうにか変える必要があるなと強く思います。